印刷データを作ろう

- PowerPoint(パワーポイント) 編 -

 
ここでは「PowerPoint2013」で、大型のポスター印刷用印刷データを作る方法をご説明いたします。
☆「ポスター発表」の方はこちらも >> 学会ポスターを作ろう! 

PowerPoint2007からは従来のツールバーから名称が変わっています。

今回は「旅行」をテーマに「A1」サイズのポスターを作る前提で
原稿データを縮小サイズの「A4」サイズで作成します。
(パネル・タペストリーも同様の作り方になります。)

今回作成するポスターのPowerPointデータは、
こちらからダウンロードいただけます。
(PowerPoint2007、2010でもご利用可能です。)

<< ダウンロード

※上のアイコンを右クリックし「対象をファイルに保存」で保存先を選択の上ダウンロードしてください。
※zip形式の圧縮ファイルです。解凍(展開)してご利用下さい。

1. PowerPointを開く

1-1. 新規書類を開く

「新しいプレゼンテーション」を選択します。

ここで表示されているテキストボックスは全て選択し削除してください。
※グループ化できない等の不具合があるためです。

1-2. スライドのサイズ設定を行う (リボン > デザイン > スライドのサイズ)

ドロップダウンメニューから「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択します。

※ PowerPoint2007、2010 の場合の設定方法はこちら

1-3. サイズを正確に入力する

スライドのサイズ設定で「ユーザー設定」を選び、
A4サイズでの原稿作成のため、幅「21cm」高さ「29.7cm」と数値入力する。


★重要★ スライドのサイズ設定について

PowerPointで大判印刷用データを作る場合には、最初のスライドサイズの設定が重要になります。
印刷原寸サイズ、または縮小サイズのどちらで作成されても問題ございませんが、初期設定のままでは印刷定形サイズと縦横比が異なってしまいますので、「ユーザー設定」にて 必ず「幅」「高さ」に直接数値入力 をし設定してください。

※ スライドのサイズ設定(ページ設定)方法について更に詳しくはこちらをご参照ください。

2. デザインする

2-1. 画像を配置する (リボン > 挿入 > 画像)

画像を挿入して大きさを設定します。
印刷仕上がりは画像の解像度(データ容量)が適切でないと、ぼやけたりガタついたイメージとなります。
画像解像度について

※今回はA4→A1サイズへ印刷となりますので、約300%ズーム表示でほぼA1サイズ原寸でのイメージが確認できます。

 

2-2. 画像を装飾する (画像を選択した状態で、リボン > 書式 > 図のスタイル)

今回の設定は
・図のスタイル「角丸四角形,メタル」
・図形の効果「面取り」→「溝」

2-3. 文字を入力する (リボン > 挿入 > テキストボックス/ワードアート)

テキストボックス、またはワードアートを使用して文字を入力します。

2-4. 文字に色を付ける (リボン > 書式 > ワードアートのスタイル)

入力した文字の色や効果が設定できます。
 単色だけでなくグラデーションやテクスチャも選択できます。

 今回は「影 > オフセット(下)」+「変形 > 上凹レンズ」を使用

2-5. 背景に色をつける (リボン > デザイン > 背景の書式設定)

「背景の書式設定」ダイアログボックスで設定します。

 

2-6. 図形を配置する (リボン > 挿入 > 図形)

ドロップダウンメニューから図形を選択し、配置したい場所にドラッグします。

2-7. 図形を装飾する (リボン > 書式 > 図形のスタイル)

配置した図形の色や効果が設定できます。
今回の設定は
・塗りつぶし「白」
・枠線「黄色」
・図形の効果「影」
※図形の正確なサイズの設定、図形どうしの「整列」や「グループ化」「前面、背面への移動」などは、変更する図形を選択した状態で 「書式」タブをクリックし、「配置」や「サイズ」で設定します。

2-8. できあがり

最後に並べた四角図形の上からテキストボックスで文字を入力します。
図形の中から☆を選び、「面取り+影」効果をつけて装飾して完成です!

3. 保存する

3-1. 最後に完成した原稿を保存します
     (リボン > ファイル > 名前を付けて保存)

保存場所を選択し、保存します。

※ PDF等、PowerPointプレゼンテーション以外の形式
  で保存する場合は「エクスポート」をクリックし、
  ファイルの種類を選択します。

●便利な配色自動設定

配色に悩んでしまった場合でも、PowerPoint2007以降にはテーマにそって「イメージ色」が用意されています。
選択すると、配色のほか、文字装飾なども自動的に設定されます。
統一感のあるデザインが作成できる便利な機能です。

完成後や作成途中でもイメージ色は変更可能です。

例)テーマ「天空」を使用した場合

PowerPointでの原稿作成の際にご留意いただく点

パネル製作でアルミフレーム取付をご希望の場合

アルミフレームの取付により、周囲各7mmが隠れます。
原稿データ作成時には周囲ぎりぎりまで文字や図形を置かずに、スペースを確保してください。


透過性(半透明)を使った塗り色について

オブジェクトの塗り色に「透過性」を使用した場合は細かい網状の模様として印刷されます。
「透過」させる事が目的でなく、基準の色より「淡い色」の設定のために使用するのであれば「透過性」ではなく、
「その他の色」で淡い色を作成して設定すれば、網状にならずに綺麗に印刷されます。
Office系ソフトでの色設定


グラデーションへの「透過性」効果は印刷に反映されません。

グラデーションオブジェクトへ「透過性」の設定をされた場合、モニター表示では問題なく「透過」が反映されて見えますが、印刷では透過させる事が出来ません。
Office系ソフトでの色設定


文字装飾、太字設定について

太い書体や、字画の多い漢字などに太字設定(ボールド「B」)をした場合、文字が潰れて読みにくくなる事があります。

<例>

他の文章との差別化を表すために強調されたい場合は、太字「B」設定ではなく、より太い書体をご使用いただくか、ポイントを上げる(文字サイズを大きくする)などの設定をしてください。